福岡刑務所 人権無視問題

福岡刑務所(福岡県宇美町)で、面会者と会う前に待機する60センチ四方のボックスに長時間入れられたとして、受刑者が県弁護士会に人権救済を申し立てたことが16日、分かった。「待機ボックス」と呼ばれ、県弁護士会は、重大な人権侵害行為に当たるとして近く警告を出す。
 弁護士会によると、訴えているのは男性受刑者4人。2005年6月から07年7月にかけ、面会や診察を待つ際、待機ボックスに6時間から7時間収容されたと主張。うち1人は4日間にわたり、6時間以上収容されたとしている。