日本銀行は17日、金融機関が資金を貸し借りする短期金融市場に2回にわたり計3兆円の資金を供給した。

 米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)を受け、短期金利が過度に上昇するのを防ぐためだ。日銀は前日も2回で計2兆5000億円の資金供給を行っている。短期金融市場ではリーマン破綻を受け、外資系金融機関などが資金を調達しにくい状態が続いている。