遺体発見30分前に病院で女児目撃

千葉県東金市で5歳の女の子が遺体で見つかった事件で、死亡した成田幸満ちゃんとみられる女の子が、遺体発見の30分前に母親が勤める病院内で目撃されていたことがわかりました。

 捜査本部が置かれている東金警察署前です。捜査本部の調べで、成田幸満ちゃんとみられる女の子が、遺体が発見されるわずか30分前に母親が勤める病院内で複数の病院関係者に目撃されていたことが新たにわかりました。

 幸満ちゃんは21日午後0時半頃、千葉県東金市の路上で遺体で発見されました。これまでの調べで、幸満ちゃんは午前9時40分ころまで病院周辺のごみ拾いに参加したあと、母親に友達の所に遊びに行くと行って病院を出たことがわかっています。

 その後、10時40分頃には病院方向に1人で歩いている幸満ちゃんの姿が近所の住民に目撃されていました。さらに、その後の調べで、幸満ちゃんとみられる女の子を、遺体が発見される30分前の正午頃に病院内でみたという目撃情報が、複数寄せられていることがわかりました。

 捜査本部は情報の確認作業を行うとともに、幸満ちゃんの足取りを慎重に調べています。

 また、幸満ちゃんの衣服が遺体の発見現場から100メートルほど離れた駐車場で見つかっていますが、衣服は白いスーパーのレジ袋に入れられていたこともわかりました。捜査本部では、このスーパーなどから防犯カメラの提供を受け、不審な人物が写っていないか映像の分析を進めています