西武が26日、4年ぶりのリーグ優勝を果たした。優勝マジックを「1」としていた西武は日本ハムに0−2で敗れたものの、2位オリックスも楽天に大敗。オリックスが残り4試合に全勝しても西武を勝率で上回る可能性がなくなった。12球団で最年少43歳の渡辺監督は、就任1年目でチームをリーグの頂点に導いた。西武は日本シリーズ出場権をかけ、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージ(10月17日開幕=第1戦は県営大宮球場、第2戦以降は西武ドーム)で、リーグ2位・3位の勝者と対戦する。優勝した西武には、CSで1勝のアドバンテージがつく。 

★渡辺・西武監督の一問一答…選手を誇りに思う
■胴上げされた気分は

 選手は今年1年頑張った。シーズン当初は勝てないときもあったが、一戦一戦力をつけて、強いチームになった。ライオンズの選手を誇りに思う。

■(選手としては)何度も優勝を経験したが、今までと違うところは

 昨年の秋から思うと、まさかこの位置にいるとは思わなかった。つらい練習、汗と涙の結晶。忘れられない優勝の一つ。最高です。

■(昨季)Bクラスからのスタートだったった

 球団やスタッフ、選手、裏方さん、そして日本全国のライオンズファンの方々に本当に感謝したい。だれかが欠けてもこの優勝はなかった。

■まだ試合は続く

 地元ファンのみなさんには(西武ドームで優勝を決められず)すみませんでした。何とかこういう形で優勝にこぎつけました。まだレギュラーシーズンやクライマックスシリーズと試合を残しているが、きょうは優勝をみんなで味わいたい。