内閣交代改めて陳謝 代表質問 麻生首相麻生太郎首相は1日午後の衆院本会議で、政局の焦点である衆院解散・総選挙の時期について「わたしが決める」と述べ、米国発の金融不安を受けた国内外の経済動向や、2008年度補正予算案への民主党の対応などを見極めた上、自らが判断する意向を示した。民主党の小沢一郎代表に対する答弁。


 小沢氏は代表質問で、「1年足らずの間に2人続けて政権を投げ出した自民党の総裁が、総選挙を経ないで三度、首相の座に座っているのは信じ難い光景だ」と批判。麻生政権の正統性に疑問を呈するとともに、速やかな衆院解散・総選挙を求めた。

 これに対し首相は、内閣の交代が続いたことについて「国民に迷惑を掛けたことは改めておわびする」と陳謝。

その上で「わたしは、確固たる政権担当能力を持ち日本の未来に責任を持てるのは自民党だと固く信じている」と、政権運営への決意を示した。