SNSから始まる恋、「アリだと思う」は5割に減少

SNSから始まる恋、「アリだと思う」は5割に減少

ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアが、SNSの利用に関する調査を行った。20〜40代を中心とするネットユーザー394名の回答を集計した。


「mixiやモバゲーなどのSNSを利用しているか」との問いには、全体の35.8%が利用していると回答し、2006年時の調査での34.2%とほぼ同じ割合となった。男女別でみると女性が39.3%で男性の32.5%を約7ポイント上回っている。年代別では、20代で52.6%と半数を超え、30代は40.6%、40代では27.4%。やはり若い年代ほど利用率は高くなっている。
 
 SNS利用者にアクセス頻度を聞いたところ、半数以上が「1日に数回以上アクセスする」と答えた。利用初期と比べてアクセス回数はどうなったかを聞いたところ、「以前より減った」が43.3%と最も多く、「以前と変わらない」が41.1%、「以前より増えた」は15.6%。性別・年代別にみても同様の結果で、初期に比べ減少傾向の様子だ。アクセス頻度が減った理由としては「飽きた」「興味が薄れた」「目新しいものがなくなった」といった声が多く見られた。
 
 SNSから始まる恋については、「アリだと思う」は52.8%。ネット犯罪の増加も関係しているのか、2006年時の66.1%に比べ15ポイント近くも減少している。男女別でみると、男性の56.2%に対し、女性で「アリだと思う」としたのは半数以下だった。年代別では若い年代ほど「アリ」の割合が高く、20代では63.2%となっている。