日建土木事件 西尾立昭

事件当時年齢:39歳

犯行日時:1977年1月7日

罪状:殺人、殺人未遂、殺人予備、死体遺棄、詐欺未遂

事件名:日建土木事件

事件概要:名古屋市内にある日建土木株式会社の実質上の経営者であったY被告は、同社の営業資金等に窮していたため、暴力団組長である西尾立昭被告と共謀の上、同社の役員等を被保険者とする経営者大型総合保障を締結した上、これを殺害して多額の保険金を騙取しようと企てた。西尾被告の紹介で同社の名目上の代表取締役に就任させていたKさん、同社の従業員であったIさん(当時35)、西尾被告の紹介で同社の名目上の取締役に就任させたOさん(当時48)に保険を掛けた。その後、西尾被告は配下の者とも順次共謀して、Kさんを溺死させようと長良川に誘い出し、あるいは恵那峡ダムへの一泊旅行に誘うなどしたが、不審を抱かれるなどして殺人予備の段階にとどまった。その後、暴力団会長やその配下の者ら3名とも順次共謀して、Iさんを交通事故を装って殺害しようとしたものの、全治約2ヶ月の傷害を追わせたが、殺害にまでは至らなかった。このとき、Y被告は単独で、保険会社から傷害保険合計630万円相当を騙し取った。更に、西尾被告及びその配下の者ら4名と順次共謀して、1977年1月7日、Oさんを車で浜松市内まで誘い出してロープで絞殺した。しかし、保険金の騙取は、保険会社に不審を抱かれて未遂に終わった。

拘置先:名古屋拘置所

死刑執行:1998年11月19日 61歳没