群馬県大胡町女子高生誘拐殺人事件 坂本正人

事件当時年齢:36歳

犯行日時:2002年7月19日

罪状:殺人、わいせつ略取、人質による強要行為等の処罰に関する法律違反、強姦、窃盗、拐取者身代金取得、住居侵入、強盗、傷害

事件名:群馬県大胡町女子高生誘拐殺人事件

事件概要:2002年7月19日午後、無職坂本正人被告は、終業式を終えて群馬県大胡町内の路上を帰宅途中だった女子高生(当時16)に道を尋ねるふりをして無理やり乗用車に乗せ連れ去り、約5キロ離れた同県宮城村の山林で首を手で絞めたあと、さらにカーステレオのコードで絞めて殺した。殺害後の同日夜から翌日昼ごろまでの間、数回にわたり、女子高生の携帯電話を使い、「50万円を用意しろ。娘がどうなってもいいのか」などと自宅に脅迫電話をかけ、同県内の路上で身代金として23万円を受け取った。犯行の動機については、児童相談所にいる別れた妻や子に会うため、職員に面会を強要する手段として女子高生を人質に取ろうとした、などと説明した。前妻らは坂本被告から家庭内暴力を受けたため、保護されていた。
 他に前橋市の民家で約10万円を奪った強盗罪などにも問われた。

拘置先:東京拘置所

死刑執行:2008年4月10日 41歳没