
本木雅弘・也哉子夫妻13年半ぶりの2ショット
本木雅弘・内田也哉子夫妻が3日(火)、在京スポーツ7紙の映画担当記者が選出する第51回ブルーリボン賞の授賞式で、13年7カ月ぶりの2ショットを披露した。
第81回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされている『おくりびと』で主演男優賞に輝いた本木は、『シコふんじゃった。』以来16年ぶり2回目の受賞。内田は、『歩いても 歩いても』で助演女優賞を受賞した母・樹木希林の代理として出席した。
1995年7月の挙式以来となる、2人そろっての公の場に、本木は終始堅い表情。対照的に、内田は「どこでなくしたのかなあ、ブルーリボン賞の副賞でもらったモンブランの万年筆。夫(内田裕也)がそうつぶやいていましたが、見つけてくださった記者の皆様にお礼を申し上げます。めったに笑わない夫の表情が緩むのが目に浮かびます」と、樹木から託された手紙を堂々と読み上げ、笑いを誘った。
本木は、「『おくりびと』での演技が優れているとは思わない。作品の重みに品格を与えてくれた山崎努さんの上に、ちょこんと乗っただけです」と謙虚に挨拶。それでも、「納棺師の仕事を初めて見たとき、その瞬間にしか存在しない特別な美しさを目と心で感じ取れたことは自信になった」と満足げに振り返った。
『ぐるりのこと。』のリリー・フランキーは、『蛇にピアス』の吉高由里子と新人賞を分け合った。史上最年長の戴冠だそうで、「ひざやひじなど、間違ったところから毛が生えてきた45歳としては、とても励みになります」と喜んだ。しかし、映画でヌードになった吉高に対しては対抗心をむき出し。「無性にライバル意識が沸いてくる。僕だってヌードになっているんです!」と話し、爆笑を誘った。