前橋の民家で大麻数百鉢を栽培、火事で発覚

全焼した前橋市内の民家で、数百鉢分の大麻が栽培されていたことが、群馬県警の調べで分かった。

 捜査関係者によると、火事は1月15日朝、前橋市粕川町深津の2階建ての一軒家で起き、230平方メートルを全焼。県警などが現場に入ったところ、建物の1、2階に不審な鉢があり、大麻と判明した。

 民家には数年前から、ベトナム人とみられる外国人の男女数人が出入りしていたが、出火後、行方が分からなくなっている。県警は、密売目的で組織的に栽培していた可能性が高いとみて、外国人の行方を追っている。