重体の中2男子死亡=砂風呂遊び−宇都宮

宇都宮市で昨年11月、砂場に体を埋める砂風呂遊びをしていた市立城山中学2年の男子生徒(14)が意識不明の重体になっていた事件で、男子生徒が16日、病院で死亡した。宇都宮中央署は詳しい死因を調べる。
 事件は昨年11月8日午後5時半ごろ、市立城山中央小学校の砂場で発生。男子生徒は同級生5人と砂場に掘った穴に体を埋め、砂を掛け合う砂風呂遊びをしていたところ、肺や気管支に砂が入り窒息。心肺停止による低酸素脳症で意識不明になっていた。
 同署は今年1月、男子生徒が嫌がっているにもかかわらず、砂を掛け続け窒息させたとして、同級生5人を傷害容疑で書類送検した。