長谷川穂積 「自身も震え上がるような試合を」…前日計量

20091217-00000012-maip-spo-view-000世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(18日、神戸・ワールド記念ホール)の前日計量が17日、神戸市内のホテルで行われた。10度目の防衛を目指す王者の長谷川穂積(29)=真正=はリミットを100グラム下回る53.4キロ、挑戦者の同級9位、アルバロ・ペレス(27)=ニカラグア=は53キロで、ともに1回でパスした。長谷川は「見ている人が感動し、自分自身も震え上がるような試合をしたい」と意気込んだ。

長谷川が10度目の防衛と5連続KO防衛を達成すれば、ともに具志堅用高氏に次いで、国内史上2人目の快挙となる。

長谷川の優位揺るがず…試合長引けば苦戦も

 4連続KOの戦績が示す通り、現在の長谷川のパンチ力はバンタム級では群を抜く。スピード、経験でも挑戦者を上回り、「5試合連続(KO)を狙いたい」と自信をみなぎらせる王者の優位は揺るがない。相手は苦手と公言してきたサウスポーだが、ここ2度の左の挑戦者はいずれもKOで退け、苦手意識は薄れている。

 不安を挙げるとすれば、試合が長引いた場合のスタミナだろう。最近4試合は3ラウンド以上戦っていないうえ、汗の出にくい冬場だけに、減量にも普段以上に苦しんだ。「12ラウンド戦うつもり」という挑戦者が終盤勝負に持ち込めば、苦戦をしいられる可能性もある。

 ペレスは頭を下げて突っ込んでくるスタイルのため、バッティングにも注意したい。