女児わいせつ殺害、きょう差し戻し審判決=被害者1人の死刑適用焦点―広島高裁

20100728-00000005-jijp-soci-view-000広島市で2005年、小学1年木下あいりちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われたペルー国籍ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(38)の差し戻し控訴審判決が28日、広島高裁(竹田隆裁判長)である。一審の広島地裁判決は無期懲役。

 検察側は死刑を求めた。弁護側は被告の刑事責任能力に問題があり、殺人と強制わいせつ致死を否認していた。被害者が1人の事件で死刑が適用されるかが焦点。