長谷川、対戦相手から“ニワトリ呼ばわり”

20101123-00000008-dal-000-3-view「WBC世界フェザー級王座決定戦」(26日、日本ガイシプラザ)
 WBC世界バンタム級前王者の長谷川穂積(真正)が、対戦相手のブルゴス(メキシコ)から“ニワトリ呼ばわり”された。両者は22日、名古屋市内で公開練習を行い、ブルゴスが「バンタム級とフェザー級ではニワトリとクマぐらい違う。6ラウンドまでに試合は終わる」とKO宣言。それを聞いた長谷川は6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)を例に出し、「パッキャオが体重差は関係ないと証明している。日本ではまず自分が証明する」と“和製パッキャオ”になることを誓った。

 長谷川なんかチキン野郎だ!!日本が誇るV10王者を、ブルゴスが痛烈にこき下ろした。最初は「長谷川はとても偉大なボクサー。とてもリスペクトしている。もしも勝つことができたら素晴らしいこと」と殊勝に話していたが、徐々に“本音”を爆発させた。

 「バンタムとフェザーではニワトリとクマぐらい違う。長谷川は軽量級」と見下し、「2階級上げてニワトリではなくなったかもしれないが、それでもわたしのクラスではない」とバッサリ。「警戒するのはカウンター。パンチ力のない人がよくカウンターを狙うから注意しないと」と言いたい放題で「6ラウンドまでには試合が終わる」と、KO宣言まで口にした。

 ブルゴスの「ニワトリ」発言を伝え聞いた長谷川は、カチンときた様子で「そんなことしか言うことないんでしょう」と応戦。6階級制覇王者のパッキャオを例に出し、「体重差は関係ないと証明している。勝った方が強いということ」と語気を強めた。

 パッキャオは13日に米国で行われたWBC世界Sウエルター級王座決定戦で、1階級下の体重で計量をパスしながら、スピードで対戦相手を圧倒。試合をテレビ観戦したという長谷川は、「自分の長所を生かすことが大事なんだな」と“飛び級”2階級制覇へのヒントを得た。「今のボクシング界は上の(階級の)選手を倒す流れ。日本ではまず自分が証明したい」と、パッキャオに続くことを誓った。

 公開練習ではシャドーやミット打ちなどを行い、順調な仕上がりを披露した。減量苦から解放された長谷川が、「ニワトリ」ではないことを証明する。