通り魔 被害者の自作自演の可能性 警察が捜査へ 金沢

金沢市もりの里1の路上で金沢大4年の男子学生(22)が通り魔に刃物で刺されたとされる事件で、学生が虚偽の被害を届けた疑いが強いことが19日、石川県警金沢中署などへの取材で分かった。同署は軽犯罪法違反(犯罪の虚偽申告)や偽計業務妨害などの疑いで調べを進める方針。

 県警によると、18日から事情聴取に応じていた学生の話にあいまいな点があるほか、目撃情報もなく、自作自演の疑いが浮上した。

 同署によると、110番通報は学生が自分でし、「『ウオーッ』という叫び声がして振り向いたところ、脇腹2カ所を刺された。男は走って逃げた」などと話した。傷はいずれも浅く、現場には果物ナイフのような刃物(刃渡り約13センチ)が落ちていた。