「3号機の本体に届いている」18日の放水終了

自衛隊の岩崎茂航空幕僚長は18日午後3時ごろ、防衛省で記者会見し、自衛隊が午後2時前から行った東京電力福島第一原子力発電所3号機への地上からの放水について、「いったん終了した」と述べた。

 そのうえで、「煙の出方などを見ると、水そのものは本体に届いていると思う」と述べた。17日以降の放水活動に参加した自衛隊員の被曝(ひばく)量は「最大でも(毎時)数ミリシーベルトで、活動に支障はない」と述べ、作業が順調に行われているとの考えを示した。

 また、岩崎氏は、現地に防衛省と消防庁による「現地調整所」ができたことを明らかにし、今後の放水作業については「消防庁と調整して両方でやる」と述べた。