粗大ゴミのマッサージチェアから現金1千万円

北海道警砂川署は13日、北海道砂川市の廃棄物処理施設「クリーンプラザくるくる」に運び込まれた粗大ごみのマッサージチェアから現金1000万円が見つかったと発表した。

 同署は拾得物として受理し、元の持ち主を探している。

 発表によると、6月30日午後0時半頃、作業員がチェアを手作業で解体していたところ、座る部分のクッション内部に焦げ茶色の木箱があるのを発見。箱の中には、100万円ずつ帯付きのまま封筒に入った現金計1000万円が入っていた。

 チェアは黒っぽいビニール製で古く、封筒などから、現金は十数年前から数年間にわたり、複数の金融機関で下ろされたとみられる。

 同施設には砂川市や歌志内市など5市町で収集された粗大ごみのほか、個人や事業所から持ち込まれたごみもある。

 運営する砂川地区保健衛生組合(組合長・善岡雅文砂川市長)によると、チェアが持ち込まれた時期などは分からないという。