沖縄本島南で中国海軍3隻確認 ミサイル駆逐艦など3隻

防衛省は23日午前、沖縄本島の南約470キロの公海上で22日午後5時ごろ、中国海軍のミサイル駆逐艦など艦艇計3隻が沖縄方面に向け北へ時速約25キロで航行しているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が発見したと発表した。

 発見されたのは「ルーヤンI級」および「ルーヤンII級」のミサイル駆逐艦と「ジャンカイII級」フリゲート艦の計3隻。このうちルーヤンII級艦は2005年7月就役と比較的新型で、海自が航行を確認したのは初めて。

 中国海軍の艦艇をめぐっては、16日にも計7隻が沖縄県の与那国島と西表島の間の日本の接続水域を通過し、尖閣諸島の南西を航行したのが確認されている。