久間元死刑囚と不一致か=「犯人DNA型」ネガ鑑定―弁護団が発表、飯塚事件・福岡

福岡県飯塚市で1992年、小学1年の女児2人が殺害された飯塚事件で、死刑が執行された久間三千年元死刑囚=当時(70)=の弁護団は25日、被害者の体などから検出され、犯人のものとされるDNA型の写真のネガフィルムを専門家が鑑定したところ、元死刑囚のDNA型と一致しない可能性が浮上したと発表した。
 弁護団によると、ネガフィルムは警察庁科学警察研究所に保管されているものという。事件では、元死刑囚側が2009年10月、福岡地裁に再審請求している。