親族男性の沖縄転落死、再捜査検討…尼崎事件

兵庫県尼崎市の連続遺体遺棄・行方不明事件で、兵庫、沖縄両県警が、7年前に沖縄で起きた角田(すみだ)美代子被告(64)(ドラム缶遺体事件の傷害致死罪などで起訴)の親族男性(当時51歳)の転落死について、自殺教唆の疑いで再捜査を検討していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 男性に多額の保険金が掛けられ、男性が周囲に自殺を強要されていたとの証言も出ており、両県警は転落の経緯を改めて調べる必要があるとしている。

 捜査関係者によると、男性は角田被告の義妹・角田三枝子被告(59)(窃盗罪で起訴)の夫で、2005年7月、角田被告や三枝子被告らと旅行で訪れた沖縄県恩納村の観光地「万座毛(まんざもう)」で、高さ約30メートルの崖から落ちて死亡した。同行していた親族らは、「記念撮影をしようとして誤って転落した」と沖縄県警に説明。遺体に突き落とされたような痕跡もなかったことなどから、同県警は事故死と判断していた。
尼崎事件 角田美代子