「減税日本」と「反TPP党」、合流する方針固める

河村 たかし名古屋市長率いる減税日本と、亀井静香氏らが結成した新党「反TPP党」が、合流する方針を固めた。
河村市長は、22日午前9時ごろ、「増税反対ということでは、こちらの方が本当は...。政策でと言われるなら、政策で合意するのが一番近いですね、実際は」と述べ、「反TPP党」と合流する方針を明らかにした。
22日夜にも記者会見を開き、正式に発表する。
減税日本の幹部によると、河村市長と「反TPP党」代表の山田正彦元農水相が共同代表に就く見通しで、合流後は、新しい党名に変更することを検討している。
減税日本は、「日本維新の会」との合流を目指していたが、維新側の反発が強く、断念し、脱原発・消費増税反対・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)反対などの政策で一致する「反TPP党」との合流に方針を転換した。