元オウム菊地被告同居男に有罪=犯人蔵匿罪で―東京地裁

地下鉄サリン事件で特別手配されていた元オウム真理教信者菊地直子被告(40)=殺人未遂ほう助罪などで起訴=をかくまったとして、犯人蔵匿などの罪に問われた内装業高橋寛人被告(41)の判決が22日、東京地裁であり、近藤宏子裁判長は懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 近藤裁判長は、高橋被告が2006年ごろに職場の同僚だった菊地被告と知り合い交際を始め、結婚を申し込んだところ、指名手配犯だと打ち明けられたが、生活を共にしてかくまうことを選んだと認定した。
 その上で、「菊地被告は高橋被告と知り合うまでの10年余りの間に、既に偽名を用い、一緒に逃亡していた男性信者と同居して社会生活を営んでいた。逃亡に高橋被告が果たした役割を大きいとまで評価できない」と執行猶予とした理由を説明した。