尼崎連続変死 88歳女性の遺体捜索、2日朝に再開…高松

20121201-00000058-mai-000-3-view兵庫県尼崎市の連続変死事件で、県警尼崎東署捜査本部は1日、角田(すみだ)美代子被告(64)=死体遺棄罪で起訴=の遠戚の皆吉(みなよし)ノリさん(88)の遺体が埋められているとみて、殺人容疑で高松市東植田町の民家近くの倉庫を捜索した。県警によると、遺体や事件に関連するものは見つからず、2日朝に再開する。皆吉さんは暴行、監禁されて死亡した疑いがあり、捜査本部は今後、殺人容疑での立件も視野に捜査を進める方針。

捜索は約20人態勢で午前8時40分に始まった。高松市郊外の集落の一角にある倉庫から、空の一斗缶や段ボールを搬出し、指紋を採取。倉庫内の地面の土を深さ約1メートルまで掘ったが、何も発見できなかったという。

 捜査関係者によると、皆吉さんは、男女3人の遺体が見つかった尼崎市の民家の住人。03年ごろから行方不明になり、美代子被告の親族が「尼崎市内で暴行、監禁されて衰弱死した。遺体は車で高松まで運ばれた」などと供述しているという。

 捜査本部は、死体遺棄罪の公訴時効(3年)が成立しているとみられることから、皆吉さんに対する殺人容疑で捜索をした。

 倉庫は、皆吉さんの長女一家が04年ごろまで暮らしていた民家の北側に位置している。長女一家は、美代子被告らとトラブルになり、離散に追い込まれたとされる。

 長女夫婦は離婚し、娘の瑠衣被告(27)=同=は美代子被告の息子と結婚した。姉の仲島茉莉子(まりこ)さん(発見時29歳)は皆吉さんの自宅で遺体で見つかった。長女も暴行された疑いがあり、後に病死したとされる。

 瑠衣被告と美代子被告の義妹、三枝子被告(59)=同=は、皆吉さんの年金を勝手に引き出したなどとして、窃盗罪でも起訴されている。
尼崎事件 角田美代子