月食観測の兄弟はね死なせた男に懲役14年判決

兵庫県加西市で昨年12月、酒を飲んで軽トラックを運転し、月食観測中の小学6年、生田敦弘君(当時12歳)と弟の2年、汰成(たいせい)君(同8歳)をはねて死亡させたとして、危険運転致死罪などに問われた同市の建築業小池巧被告(54)の裁判員裁判の判決が12日、神戸地裁であり、奥田哲也裁判長は懲役14年(求刑・懲役18年)の実刑を言い渡した。