乳児を自宅に遺棄 容疑で保育士の24歳母親を逮捕

乳児を出産後に遺棄したとして、神奈川県警藤沢北署は15日、死体遺棄容疑で藤沢市鵠沼の保育士、野上侑麻容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は13〜14日の間に、自宅で乳児を出産後、遺体を遺棄したとしている。

 同署によると、野上容疑者と家族が14日午後に藤沢市内の病院を訪れたが、病院から「堕胎したような形跡のある患者がいる」と110番通報があった。

 その後、署員らが野上容疑者の自宅で乳児の遺体を発見。野上容疑者は両親と姉、祖母の5人暮らし。同署は家族に事情を聴くなどして、乳児が死亡に至った経緯など詳しい状況を調べている。