隕石落下、500人負傷=上空で爆発、住民パニック―ロシア

被害の全容は依然不明だが、隕石落下によって負傷者が出るケースは、世界的にも極めて珍しい。警察当局によると、隕石の破片が3カ所に落下し、うち二つが発見された。
ロシア国営原子力企業ロスアトムなどによると、ウラル地方にある使用済み核燃料再処理工場に影響は出ていない。また、ウラル地方スベルドロフスク州ではベロヤルスク原子力発電所が稼働しているが、エネルギー供給や放射線量に異常はないという。
地元メディアによると、隕石爆発で衝撃波が発生し、チェリャビンスク市などでガラスの破損や建物壁面の被害などが確認された。住民は大きな爆発音でパニックに陥った。