市原市ファミレス組員2人射殺事件 浜崎勝次

hamazaki2013042601_s元暴力団組長浜崎勝次被告は暴力団組員宮城吉英被告、暴力団幹部の男性(4月27日?に拳銃自殺 61歳没)と共謀。2005年4月25日午後8時55分ごろ、千葉県市原市のファミリーレストラン内で、職業不詳・市原市の男性(当時45)と埼玉県草加市に住む建築業者の男性(当時39)を拳銃で数発撃ち7発命中させて殺害した。事件当時、レストラン内には一般客17人と従業員5人がいた。
 浜崎被告らと殺害された2人はいずれも暴力団関係者で、2004年4月に宮城被告が起こした傷害事件の慰謝料支払いを巡り、殺害された男性が所属する暴力団から金銭を要求されており、要求に屈すればヤクザとしてのメンツがつぶれると思ったのが動機とされる。宮城被告は5月25日に逮捕された。
 浜崎勝次被告は逃亡を続けていたが、2007年3月8日、水戸市内のコンビニ駐車場にいるところを見つかり、逮捕された。

市原市ファミレス組員2人射殺事件 2005年4月25日

裁判‐2007年7月13日の初公判で、浜崎被告は起訴事実を認めている。
 8月10日の論告求刑で、検察側は「一般客のいる中で行われた無差別な殺りく行為。酌量の余地はない」「不特定多数の一般客を死傷させる危険性が極めて高い、テロ行為とも評すべき犯行」と断罪した。
 9月7日の最終弁論で、弁護側は不当な現金要求を繰り返すなど被害者側にも落ち度があるなどと主張、死刑の回避を求めた。
 古田裁判長は判決で「強固な殺意に基づく残忍かつ執拗な犯行。一般市民を巻き添えにする恐れも極めて高かった」と述べた。
市原市ファミレス組員2人射殺事件 暴力団抗争控訴審で浜崎被告側は、起訴事実を認め、死刑は重すぎると主張した。
 安広裁判長は「組のメンツを守るためという、暴力団特有の価値観に基づく身勝手かつ自己中心的な発想により引き起こされた」と指摘した。「極めて危険かつ独善的な犯行で、死刑はやむを得ない」と述べた。
 市原市ファミレス組員2人射殺事件 宮城吉英2011年11月10日の最高裁弁論で、弁護側は「被害者の不当な金銭要求が発端で、被告らだけが非難されるべきではない」と主張し、死刑回避を求めた。
 判決で横田裁判長は、「強固な殺意に基づく残忍かつ執拗な犯行」と指摘。そして「『けんかを仕掛けられたから、相手を皆殺しにする』という暴力団特有の動機に酌量の余地はない。一般市民が巻き添えとなる可能性が高かった危険な犯行で、反省の態度を考慮しても、死刑はやむを得ない」と述べた。
浜崎勝次 市原市ファミレス組員2人射殺事件
罪状 殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反
死刑執行 2013年4月26日 64歳没