広島少女遺棄 強盗容疑で再逮捕へ 少年から数万円奪う

広島県呉市の山中で専修学校生の少女(16)を殺害し死体を遺棄したとして、男女7人が逮捕された事件に絡み、強盗致死罪などで起訴された鳥取県湯梨浜町、無職、瀬戸大平被告(21)ら2人が、事件前に別の強盗事件を起こしていた疑いが強まり、広島県警が再逮捕する方針を固めたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、瀬戸被告は呉市の事件があった6月28日より前に、この事件に加わり強盗致死の非行内容などで家裁送致された鳥取県米子市の無職少年(16)ら数人の少年と共謀し、同県内のコンビニ店駐車場で、別の少年から数万円を奪っていたとみられる。

 広島県警は近く、瀬戸被告を再逮捕し、無職少年については現在、少年鑑別所で観護措置となっていることから、任意での捜査を検討しているとみられる。その他の少年については、身柄を確保したうえで容疑が固まり次第、逮捕する方針。

 呉市の事件では、瀬戸被告と無職少年のほか、16〜17歳の男女5人が逮捕された。広島地検は今月23日、未成年者のうち2人を強盗殺人などの非行内容で、他3人を強盗致死などの非行内容で広島家裁に送致した。同家裁は未成年者全員を2週間の観護措置としている。