酒井法子、復帰後初の映画主演決定 来年公開へ

20130828-00000332-oric-000-5-view女優の酒井法子が、来年公開予定の映画『空蝉の森』で主演を務めることが28日、わかった。芸能活動再開後、銀幕復帰第1作となる今作で酒井は、過去に深い傷を持ち、謎のベールに包まれたヒロイン・結子を演じる。

昨年11月に女優復帰を果たした酒井が、水面下で映画の主演作に挑んでいた。撮影は今年4月にクランクインし、このほどクランクアップ。失踪中だった妻という役柄を体当たりで演じ、新境地を開いている。

 ある日、泥だらけで裸足で歩く一人の女・加賀美結子(酒井)が警官に保護される。自宅で待つ夫・昭彦(斎藤歩)の元に戻るも、3ヶ月行方不明だった妻を何故か夫は別人と言い、昭彦はメンタルクリニックの主治医に相談する。遺産相続も絡む加賀美夫妻の関係に疑いを持った警部たち、そしてフリージャーナリストも現れ、結子の過去が明らかにされていく――。

 監督は壇蜜主演映画『私の奴隷になりなさい』の亀井亨氏。共演は柄本明、西岡徳馬、斎藤ら。同作は国内のみならず、中国やアジア圏での公開も視野に入れ、海外映画祭の出品も進められているという。