ホストクラブ経営者不明 遺体を損壊・遺棄の疑い 男女5人逮捕

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東京・八王子市でホストクラブを経営する男性が、2010年から行方不明になっている事件で、警視庁は、男性の遺体を損壊し、遺棄するなどした疑いで、同じ店のホストら男女5人を逮捕した。
死体遺棄などの疑いで逮捕されたのは、元ホストクラブ店長・玄地 栄一郎(げんち・えいいちろう)容疑者(31)や、ホストクラブ従業員・阿部卓也容疑者(26)、阿部容疑者の父親・阿部秀樹容疑者(59)ら5人。
この事件は、2010年11月、玄地容疑者とホストクラブを共同経営していた土田正道さんが、八王子市三崎町の駐車場に車を止めた直後から行方がわからなくなっていたもので、玄地容疑者らは、失踪直後に、土田さんの遺体を損壊し、遺棄した疑いが持たれている。
警視庁が、2013年になって、阿部容疑者の父親の自宅の敷地内を調べたところ、顔の骨などやインプラントが発見され、インプラントは、土田さんのものと特定したという。
阿部容疑者は、逮捕前の9月13日、FNNの取材に対して、「(土田さんの消息は?)わからない、全然。(最後に連絡が取れたのは?)たぶん3〜4年前。(土田さんとトラブルは?)トラブルにはなってないですよ。(土田さんと最後に会ったのは?)もう、いつか覚えてないんで」などと話していた。
調べに対して、玄地容疑者ら5人は、いずれも「知りません」と、容疑を否認しているという。
警視庁は今後、土田さんと玄地容疑者らの間に何らかのトラブルがあったとみて、死亡の経緯についても調べを進める方針。
八王子ホスト失踪事件 ホストクラブ経営、土田正道さん(当時43歳)が失踪した事件