薬剤を大量購入、遺体を溶かし証拠隠滅か 新たに女2人逮捕

東京都八王子市のホストクラブ経営、土田正道さん=当時(43)=が平成22年から行方不明になっている事件で、警視庁捜査1課は19日、死体損壊・遺棄幇助(ほうじょ)の疑いで、いずれも同市大和田町の無職、玄地紗希(28)と、飲食店経営、栄美(28)の両容疑者を逮捕した。

 捜査1課によると、紗希容疑者は死体損壊・遺棄容疑で逮捕された玄地栄一郎容疑者(31)の元妻で、栄美容疑者は実妹。2人は容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は22年11月27日から同年12月ごろまでの間、八王子市内で土田さんの遺体を損壊するために、髪の毛などを溶かす作用のある薬剤を玄地容疑者らに渡すなどしたとしている。

 2人は土田さんの失踪直後に薬剤を大量に購入しており、捜査1課は玄地容疑者の指示を受け、土田さんの遺体を溶かして証拠隠滅を図るのを手助けしたとみている。

 土田さんのインプラント(人工歯根)や顔の骨の一部が八王子市内の民家の汚水槽から見つかっており、捜査1課は玄地容疑者らが汚水槽につながる風呂場で、薬剤を使って土田さんの遺体を溶かした可能性があるとみている。
八王子ホスト失踪事件 ホストクラブ経営、土田正道さん(当時43歳)が失踪した事件