アルゼンチンで勇気溢れる「顔面ブロック」! 選手が歯を3本折る重傷

現地時間23日、アルゼンチンリーグの試合で、相手のカウンターを止めるべく頭からボールに突っ込んだ選手が、歯を3本折る大ケガを負ったことが明らかになった。ロイター通信が報じている。

 事件が起きたのはアルヘンティノス・ジュニオルス対ボカ・ジュニオルスの一戦。試合はスコアレスで迎えた88分、ボカの選手がカウンターを仕掛けようとした際、アルヘンティノスのMFガスパル・イニゲスがピッチすれすれの位置にあったボールをめがけて頭からダイブ。勇気溢れるプレーで相手チームのチャンスの芽を摘んだものの、その際にボールを蹴ろうと試みた相手選手に顔を蹴られ、大ケガを負ってしまった。

 アルヘンティノスはイニゲスが3本の歯を折る負傷を負ったことと、同日中に手術を受けることを発表した。また、地元メディアは、イニゲスを蹴ったクリスティアン・エルベスも足に小さなケガを負ったと伝えている。なお、試合はそのまま0対0で終了した。