犯人は至近距離から発砲 エクアドル日本人夫婦銃撃

南米エクアドルで新婚旅行中の日本人夫婦が銃で撃たれた事件で、死亡した夫は至近距離から胸などを3発撃たれていたことが分かりました。

 先月28日夜、エクアドルのグアヤキルで、ヒトミ・テツオさんと妻のマリコさん(27)が夕食後、ホテルに戻るためタクシーに乗ったところ、何者かに襲われました。地元メディアによりますと、犯人グループは2人の乗った車を後ろから別の車で追いかけ、現金と携帯電話を盗もうとして夫のテツオさんの胸などを至近距離から3発撃ったということです。妻のマリコさんは、腹と足を撃たれて大けがをしましたが、容体は安定しているということです。エクアドルの日本大使館によりますと、家族が現地に入り、テツオさんの遺体の引き取りを待っているということです。