自転車次々盗み放浪1500キロ ビール窃盗容疑で送検

高知署は7日、住所不定無職高橋信磨容疑者(43)=窃盗罪で起訴=を同日までに4件の窃盗容疑で高知区検に送検したと発表した。高橋容疑者は盗んだ自転車で全国を放浪。供述から、逃走距離は計約1500キロにも及ぶとみられる。

 同署によると、高橋容疑者は昨年10月12日午前11時20分ごろ、高知市内の量販店で缶ビール1本(280円)を盗んだ疑いが持たれている。その後全国に指名手配され、同年12月29日に鹿児島県南さつま市内で逮捕された。

 同署によると、高橋容疑者は昨年7月に千葉県香取市を盗んだ自転車で出発。長野県を経由して新潟県に入り、9月上旬ごろ、同県小千谷市内のパチンコ店で乗ってきた自転車が盗まれたため、同じ駐輪所に止めてあった別の自転車を窃取。日本海側を通って本州を南下し、しまなみ海道を通り愛媛県入りした。

 高知では缶ビールを万引きした際に警備員に見つかり、自転車を置いて逃走。近くのパチンコ店の駐車場に止めてあった別の自転車を盗んで乗り換えた。その後再びしまなみ海道、関門海峡トンネルを渡って九州入り。自転車が壊れたため11月中旬ごろ、宮崎県三股町で自転車を盗み、鹿児島に移動したという。

 高橋容疑者は「人生が嫌になって放浪した」という趣旨の供述をしているという。盗まれた自転車は全て無施錠だった。