マック、4月から増税分3%を上乗せ ハンバーガーなど一部は値下げ

日本マクドナルドは19日、4月の消費税率引き上げに合わせ中心商品のハンバーガーとチーズバーガーを値下げすると発表した。100円均一で販売しているコーヒーなど「100円マック」商品は価格を据え置く一方、それ以外の商品については3%の増税分を上乗せする。

 同社によるとハンバーガーは120円から100円に、チーズバーガーは150円から133円に値下げする。担当者は「増税後に消費者の経済負担が増えるなか、お得感にお応えしたいと判断した」と値下げの理由を説明した。

 増税分を転嫁する商品の大半は地域別に価格を設定しているが、全国で統一価格を採用しているマックフライポテトのSが150円から154円に、ビーフパティを2枚はさんだ「マックダブル」が190円から195円になる。

 価格改定は4月1日午前5時の実施予定で、店頭ではこれまで同様、税込みの総額表示を継続する。