輸入バター、輸入決定時期明確化など運用を改善
去年の年末にスーパーなどの店頭でバターが不足した問題をうけて、農林水産省は輸入バターについて、来年度から輸入を決める時期を明確にするなど運用を改善すると発表しました。これまでは輸入を決定する時期が明確でなかったため、メーカー側も夏以降の需給を判断しにくい状況が続いていました。
このため、来年度からは輸入決定の時期を1月、5月、9月と明確にしますが、特に9月と明確にしたことで、需要がピークを迎える年末に向けてはメーカー側が出荷を調整しやすくなるということです。
農林水産省では「引き続き安定供給を図っていきたい」としています。