医師免許を偽造、千葉・松戸市の病院で働いていた67歳男逮捕

医師の資格がないのに、医師免許証を偽造し、千葉・松戸市の病院で医師として働き、手術や注射などをしていた疑いで、67歳の男が警察に逮捕された。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは、医師をかたっていた、山本武男容疑者(67)と、病院で事務をしていた、上杉和弘容疑者(60)ら3人。
山本容疑者らは、2014年1月から、医師の資格がないのに、松戸市内の病院で、高齢者7人に対し、手術や注射などの医療行為を行った疑いが持たれている。
捜査関係者によると、保健所からの相談を受けて、警察が2014年9月、病院などの関係先を家宅捜索したところ、偽造した山本容疑者の医師免許証などが見つかったという。
山本容疑者が病院に勤務していた2014年1月から8月までの間、延べおよそ700人の患者が通院していたということだが、患者の中には、健康被害を訴えている人もいるという。
警察は今後、詐欺の疑いでも調べる方針。