ユニクロ、ローソンと提携交渉…店舗受け取りで

ユニクロを展開するファーストリテイリングが、主力の衣料品販売で、コンビニエンスストアのローソンと提携交渉に入ったことが23日、分かった。

 ユニクロのインターネット通信販売で注文した衣料品や肌着などを、ローソンの店舗で受け取れるようにする。一部商品をローソンの店舗で販売することも検討する。

 全国に約1万2000店あるローソンの店舗網を生かし、ネット通販の利用者の利便性を高める狙いだ。

 ユニクロは国内で約800店舗を展開するカジュアル衣料品販売の大手。ネット通販でのシェア(市場占有率)拡大が課題となっている。利用者にとっては、自宅にいない時でも衣料品をコンビニで受け取れるようになるため、ユニクロは、ネット通販の利用を促すきっかけになるとみている。