“お嬢さま芸人”たかまつなな東大大学院合格「フリップ芸できる池上彰目指す」

お笑いタレントのたかまつなな(21)が28日、自身の公式ブログを更新。東京大学受験に合格し、今春から通学していることを報告した。

フェリス女学院出身のお嬢さま芸人として知られ、2013年のR−1グランプリではフリップをめくりながら演じる「お嬢様言葉」のネタで準決勝進出も果たしている。

 この日のエントリーでは「東京大学に合格いたしましたの!4月より、私たかまつなな 東京大学大学院情報学環教育部に通っております」とコメント。「中学2年生の時に抱いた夢である“お笑いを通して社会問題を発信する”お笑いジャーナリストを目指して、ジャーナリズムについて東大では勉強しております」と説明した。

 慶応大学にも在学しており、当面は「Wスクールざます」。学業とお笑いの2足のわらじをはきながら「フリップ芸のできる池上彰さまを目指し、頑張りますわよ」と力強くつづっている。

 また、13年に20歳以下の“次世代お笑いチャンピオン”を決める日本テレビ「U―20お笑い日本一決定戦 ワラチャン!」で優勝し獲得した賞金200万円を学費に充てることにしたといい「いい優勝賞金の使い道だと思います」と納得している。

 東京大学大学院情報学環教育部は、大学院の中に学部生、社会人問わず学ぶ第二専攻として用意されている教育機関で、定員は1学年約30人。情報社会論、メディア・ジャーナリズム論、情報技術論、情報産業論などの科目が開講されている。OBには読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆でプロ野球・巨人の最高顧問の渡辺恒雄氏(88)、ニュースキャスターの草野仁氏(71)、NHKの小野文恵アナウンサー(47)らがいる。