契約終了前の「バーバリー」好調、利益倍増へ

アパレル大手の三陽商会は22日、2015年6月中間期の連結業績予想を上方修正すると発表した。

 6月末でライセンス契約が終わる英ブランド「バーバリー」のコートなどの衣料品販売が好調なため。税引き後利益は2月時点の予想の18億円から、36億円に倍増すると見込んでいる。

 売上高は当初予想の508億円から555億円に増える。

 三陽は7月から順次、百貨店などのバーバリーの売り場を新ブランド「マッキントッシュ ロンドン」に切り替える。15年12月期連結決算の業績予想は、今後駆け込み需要の反動減が懸念されることなどから「算定中」としている。