自殺の北見市長、市政運営に悩みか 自宅に遺書のようなもの

6日朝、北海道北見市の桜田真人市長(52)が自宅で首をつって死亡しているのが見つかったことに関して同日、自宅から遺書のようなものが見つかったことが分かった。北海道警は自殺とみて調べている。

 北見市議の一人によると、昨年夏頃から市政運営がうまくいかず、悩んでいる様子だったという。渡部真一副市長は市役所で記者会見し「このところお疲れの様子だった。近くで見ていてそう感じた」と話した。

 北見市によると、桜田市長は5日午後6時ごろ市内の会合に出席し、職員が運転する車で同6時半ごろに帰宅した。6日は午前10時に市役所で陳情を受ける予定だったという。

 桜田市長は平成25年6月、市民温水プールの建設費を補正予算案に計上せず、説明も十分でなかったとして、市議会で問責決議が可決された。