仁科亜季子 3度目のがんで大腸手術 38歳で子宮頸がん、46歳で胃がん

女優の仁科亜季子(62)が29日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、昨秋に大腸がんの手術を受け、約20センチ切り取ったことを明かした。仁科にとって3度目のがん。仁科は読売テレビの独占インタビューに応じ、がん体験を告白した。

番組では先週末に行われた「終活イベント」で仁科が、がん体験を語る様子を放映。「昨年の大腸がん、もうダメかなと思いました。あのようなつらい経験を一度のみならず何度も…死を意識しなければならないとは思いもよらなかった」と語った。

 仁科は1991年、38歳の時に子宮頸がんを発症。抗がん剤の副作用で、「3日間で頭がつるつるになった。鏡をみるたびにパニックになった」という。手術では子宮全摘出、リンパ節などを摘出した。それから8年後の99年に胃がんを発症。46歳だった。「胃の3分の1の上部と食道の一部」などを切り取ったという。仁科は当時を振り返り、「何が何でも生きてやるという思いがあった」と述べた。

 しかし、3度目のがん。昨年10月に大腸がんの手術を受けた。仁科は「子供とか10歳離れた妹、友人に遺書のような手紙を書いて手術にのぞんだ」と振り返った。

 3月までは抗がん剤の治療を受けていたが、「つらい」ということえ現在は中断しているという。