従業員蹴り上げ…「割烹久田」経営者を逮捕

東京・南麻布の高級日本料理店「割烹久田」の経営者の男が、見習いの男性従業員を蹴り、大ケガをさせたとして逮捕された。

 傷害の疑いで逮捕されたのは港区・南麻布にある「割烹久田」の経営者で、料理人の久田雅隆容疑者(54)。警視庁によると、久田容疑者は今年4月、20代の男性従業員を、「朝の挨拶がない」などと言って突き飛ばし、股間を蹴って大ケガをさせた疑いが持たれている。男性は入店間もない見習いで、「厳しい指導として受け入れていた」と話しているという。

 久田容疑者は調べに対し、「蹴ったといわれればそうかもしれない」と供述しているという。警視庁は、久田容疑者が修業の一環だとして暴行を繰り返していた可能性もあるとみて調べている。