不採算店閉鎖、ヤマダ電機の黒字3倍…中間決算

家電量販最大手のヤマダ電機が5日発表した2015年9月中間連結決算は、税引き後利益が前年同期の3・2倍の126億円だった。


ヤマダは郊外店の不振などで業績が悪化していたが、5〜6月に不採算の約60店を対象に閉鎖や業態転換を進めたことで、利益が大幅に改善した。


売上高は前年同期比3・4%減の8047億円だった。16年3月期の見通しは、税引き後利益を3割上方修正し、331億円とした。ヤマダは高単価の商品が売れる大都市部への出店などで、収益の改善を目指している。