アリババの「独身の日」セール、1時間で5000億円

中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)は、同国ネット通販業界にとって最大の書き入れ時である11月11日の「光棍節(シングルズデー)」セールの幕を北京での華々しい催しで開けた。


アリババの通販サイトで完了した取引の価値の合計を示す総取引額(GMV)は、午前0時のセール開始からわずか1分余りで10億元(約194億円)を突破した。


また2分弱で昨年の光棍節セール全体のGMVを超えた。GMVは12分半後には100億元を突破。この大台に乗せるまでの時間は昨年の半分程度だった。開始から1時間後のGMVは40億ドル(約4930億円)を超えた。全体の73%がモバイル端末を介した取引だった。


昨年の米国ネット通販業界のサイバーマンデー(感謝祭連休明けの月曜日)の販売額は26億8000万ドルだった。