マック「着実に回復傾向」 客単価伸びて売上高8%増

日本マクドナルドホールディングスが8日発表した昨年12月の売上高(既存店)は、前年を8.0%上回った。前年を5%超上回るのは45カ月ぶり。ただ、客数は2.6%減って32カ月連続で減少した。客単価は伸びており、同社は「着実に回復傾向にある」とする。

 10月末に投入した200円バーガーや期間限定のグラタンコロッケバーガーが好調で、ポテトや飲み物と合わせて注文する客が増え、客単価を押し上げた。一方、深夜営業をやめたり、改装工事のため営業日数が短かったりした店舗があり、客数は前年を下回ったという。