押し花のレンタルビジネスで詐欺、高配当うたい60億円集める

押し花のレンタルビジネスで配当金を支払うとうそを言って、およそ60億円を集めていたとみられるフラワーアート製作会社の社長の女らが警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは、フラワーアート製作会社の社長の村田多恵子容疑者(58)と、役員の瀧山佳代容疑者(46)の2人です。

 村田容疑者らは2012年4月からおととし4月にかけて、東京・杉並区の女性(68)ら3人に対し、押し花のレンタル商品を購入すれば購入代金のおよそ5%の配当金を支払うなどと約束し、24回にわたりあわせて8900万円をだまし取った疑いが持たれています。

 取り調べに対し村田容疑者は、「お金をだまし取ったつもりはありません」と容疑を否認しています。

 村田容疑者らは2007年以降、女性を中心に全国2300人からおよそ60億円を集めていたとみられ、警視庁が余罪についても詳しく調べています。