覚醒剤は逮捕前日、群馬県内で購入か

元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が覚醒剤を所持していたとして逮捕された事件で、清原容疑者が逮捕前日、群馬県内で覚醒剤を購入したとみられることが分かった。

 捜査関係者によると、清原和博容疑者は逮捕される前日、群馬県内で覚醒剤を購入し、その後、東京・港区のホテルに宿泊、翌日、自宅に戻ったという。

 この日の午後8時頃に、捜査員が自宅に捜索に入ると、清原容疑者は手に注射器とストローを持っていて、使いかけとみられる覚醒剤や先端が黒ずんだパイプなどが見つかったという。また、これまでの捜査で、清原容疑者が自宅で出したゴミや利用していたホテルの遺留品からは、覚醒剤の成分が検出されていたという。

 警視庁は、清原容疑者が群馬県内で覚醒剤を購入し、自宅やホテルで覚醒剤を常用していたとみて調べている。清原容疑者は逮捕された後、病院で、捜査員に採尿するための令状を示されると、素直に応じたという。この尿からは覚醒剤の陽性反応が出たということで、警視庁は今後、覚醒剤使用の容疑で再逮捕する方針。