連続ひき逃げで医師逮捕 過失傷害など容疑 浜松中央署

浜松市西区で17日発生した連続ひき逃げ事件で、浜松中央署は18日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の疑いで掛川市杉谷南、医師の男(53)を逮捕した。

 逮捕容疑は17日午後3時55分ごろ、浜松市西区神原町の市道交差点で乗用車を運転中、同市中区の女性会社員(25)の乗用車と衝突して逃走した後、約350メートル北の西区伊左地町の市道交差点で中区の女子高校生(17)の自転車と衝突し、そのまま逃走した疑い。女性会社員と女子高生は軽傷を負った。

 容疑者は「ひき逃げしたことは間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、乗用車前面の部品など現場の遺留品や目撃情報などから容疑者の乗用車を割り出した。18日午後、現場から2キロほど離れた団地近くの路上で、車に貼っていたステッカーをはがしている容疑者に署員が職務質問し、発覚したという。