たけし、SMAPにエール 自身引き合い「元を大切にした方が無難」

「第25回東京スポーツ映画大賞」授賞式が28日、都内で行われ、「ビートたけしのエンターテインメント賞」特別話題賞にSMAPが輝いた。

SMAPはスケジュールの都合で出席しなかったが、ジャニーズ事務所から「大変申し訳ございません」とのコメントが届いたことが知らされると審査委員長のビートたけし(69)や司会を務めたガダルカナル・タカ(59)も「コメント出たんですか!」とビックリ。

 たけしは受賞理由について「これほど日本の芸能界が騒いだことない」と振り返った。そして「30何年前、ジャニーズのタレントがバラエティーに入ってきたら大変なことになる」と軍団に話したことがあったと告白。タカは「早めにつぶそう!って言ってたらこっちがつぶされた」と回想。たけしも「ボコボコにされちゃって…。はいつくばって謝った」と苦笑い。

 さらに「元会社がなくなっちゃたら、相当な実力がないとつらい。SMAPという帰る場所があり、各自ドラマやったり個人活動をする。SMAPという元を大切にした方が無難。ツービートも解散した覚えないし」と自身の話を引き合いに出し、分裂騒動を乗り越えた国民的アイドルにエールを送っていた。